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欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、有事のドル買いも欧米株安なら円買い


本日はドル・円で伸び悩む展開が予想されています。週末にイランへの米国の攻撃によりドル買いが一時的に強まっていますが、トランプ大統領がイラン攻撃に踏み切ったため、逆に緊張が高まり、円やスイスフランなど安全通貨への流入が見込まれています。また欧米株安が続けば、ドルは更に下押しされる可能性もあります。今後も中東情勢に注目が集まり、イランの対応次第で市場の動きは変わる見込みです。今晩のPMIの発表も市場に影響を与える可能性があります。

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、有事のドル買いも欧米株安なら円買い 23日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。週末に米国から攻撃を受けたイランの対応が注視され、有事のドル買いが入りやすい。ただ、欧米株安ならリスク回避の円買いが見込まれ、ドルはやや下押しされそうだ。

前週末に発表された米経済指標でフィラデルフィア連銀製造業景気指数と景気先行指標はマイナスが続き、追加利下げ観測からドル売り先行。一方、トランプ大米統領はイラン攻撃に2週間の猶予を設けたことで対話による解決への期待が高まり、「有事のドル買い」は限定的だった。ただ、トランプ氏は約束を反故にして週末にイランの核施設攻撃に踏み切り、状況は一変。週明けアジア市場は早朝からドル買い優勢の展開となった。

この後の海外市場は中東情勢を見極めるムードが広がりやすい。イランは米国の攻撃を受け場当たり的な反撃か体制の崩壊か、今後の対応が注目される。ただ、いずれにしても中東地域にはかつてない緊張が高まり、ドルをはじめ円やスイスフランなど安全通貨に買いは入りやすい。今晩のPMIは製造業、サービス業とも前回から鈍化が予想され、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げへの思惑が広がる。欧米株安なら円買い出やすく、ドルの重石となりそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・6月製造業PMI(予想:49.8、5月:49.4)
・17:00 ユーロ圏・6月サービス業PMI(予想:50.0、5月:49.7)
・17:00 ユーロ圏・6月総合PMI(予想:50.5、5月:50.2)
・17:30 英・6月製造業PMI(予想:46.9、5月:46.4)
・17:30 英・6月サービス業PMI(予想:51.3、5月:50.9)
・22:45 米・6月製造業PMI(予想:51.05月:52.0)
・22:45 米・6月サービス業PMI(予想:52.9、5月:53.7)
・23:00 米・5月中古住宅販売件数(予想:395万件、4月:400万件)


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