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【市場反応】米5月小売売上高は予想以上に悪化、ドル底堅く推移


米国の5月の小売売上高が前月比-0.9%と大幅に悪化し、1月以来の最大の下落率を記録しました。このような結果は、市場予想の-0.6%を上回るものでした。また、4月分も下方修正され、2カ月連続の減少となりました。その一方で、GDP算出に影響を与えるコントロールグループは+0.4%と改善を見せました。さらに、5月の輸入物価指数は0%変動と予想に反し、横ばいとなりましたが、輸出物価指数は-0.9%と予想以上の減少を示しました。この状況にもかかわらず、ドルは底堅く推移し、米10年債利回りは低下しましたが、ドル円やユーロドルの為替レートに影響を与えました。

*22:01JST 【市場反応】米5月小売売上高は予想以上に悪化、ドル底堅く推移 米5月小売売上高は前月比-0.9%と、予想以上に悪化し1月来で最大の下落率となった。4月分も-0.1%と+0.1%から下方修正され2カ月連続の減少。国内総生産(GDP)の算出に用いられる外食・自動車・建材・給油などをのぞいたコントロールグループは前月比+0.4%と4月-0.1%からプラスに改善した。

同時刻に発表された米5月輸入物価指数は前月比0%と、4月+0.1%から減少に落ち込むとの予想に反し、横ばい。同月輸出物価指数は前月比-0.9%と4月+0.1%から再び減少となり、23年10月来で最低。

米6月ニューヨーク連銀サービス業活動は-13.2と、5月-16.2から改善した。

米10年債利回りは低下もドルは底堅く推移し、ドル・円は144円40銭へ弱含んだのち、144円90銭へ上昇。ユーロ・ドルは1.1580ドルへ上昇後、1.1550ドルまで反落、ポンド・ドルは1.3573ドルへ強含んだのち、1.3550ドルまで反落した。

【経済指標】
・米・5月小売売上高:前月比-0.9%(予想―0.6%、4月:-0.1%←+0.1%)
・米・6月ニューヨーク連銀サービス業活動:-13.2(5月:-16.2)
・米・5月輸入物価指数:前月比0%(予想―0.2%、4月:+0.1%)
・米・5月輸出物価指数:前月比-0.9%(予想―0.2%、4月:+0.1%)

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