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米国株見通し:伸び悩みか、インフレ指標を見極め


米国株先物は堅調なものの、本日の米国株式市場は伸び悩む可能性が指摘されています。9日の主要3指数はまちまちで、特に米中貿易協議の不透明感が売買を手控えさせています。特に消費関連銘柄の売りが目立ちます。今後の株価の動向は、米中貿易交渉の進展と明日の消費者物価指数(CPI)の発表に注目が集まります。CPIが前回からの伸びを示すと、FRBの緩和策への期待が後退する可能性があります。このため、過度な株価の上昇は見込みにくい状況です。生産者物価指数(PPI)も見極める必要があります。

*13:58JST 米国株見通し:伸び悩みか、インフレ指標を見極め (13時30分現在)

S&P500先物      6,031.50(+21.25)
ナスダック100先物  21,918.50(+97.00)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は110ドル高。米長期金利高は抑制され、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


9日の主要3指数はまちまち。ナスダックとS&Pは序盤のプラスを維持し続伸も、ダウは終盤の失速により1ドル安の42761ドルと小反落で取引を終えた。前週末に発表された雇用統計は予想より強い内容となり、景気減速への過度な懸念は後退。週明けは具体的な手がかりが乏しいなか、堅調な雇用情勢を消化する展開に。ただ、注目の米中貿易協議は先行きが不透明で積極的な売り買いは手控えられ、消費関連への売りが目立った。


本日は伸び悩みか。引き続き米中貿易交渉の行方が注視され、積極的に買いづらい地合いが続く。進展した場合には中国関連銘柄を中心に買いが優勢となり、減速懸念の後退による買いが相場を押し上げる見通し。ただ、明日の消費者物価指数(CPI)はコア指数も含め前回から伸びが加速するとみられ、連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的な政策姿勢への期待後退の可能性があろう。生産者物価指数(PPI)を見極めたいムードもあり、過度な上昇は想定しにくい。



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