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買い一巡後はこう着も日中の高値水準での推移に【クロージング】


4日の日経平均は4営業日ぶりに反発し、300.64円高の37747.45円で終了しました。半導体関連株が米国市場に引き続き買われ、東京市場も同様の動きを見せました。開始直後には37868.42円まで上昇し、円安も相場の後押し材料となりました。その後、買い一巡でこう着感が強まったものの、高値圏で推移を続けました。東証プライム市場の値上がり銘柄は1000を超え、全体の6割超が上昇。その他製品や石油石炭などが上昇した反面、ゴム製品や不動産が下落しました。投資家は米国の雇用統計などの経済指標や米中首脳会談の結果を注視し、積極的な上値追いを控えつつ、押し目を拾う姿勢を示しています。

*16:33JST 買い一巡後はこう着も日中の高値水準での推移に【クロージング】 4日の日経平均は4営業日ぶりに反発。300.64円高の37747.45円(出来高概算16億2000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で半導体関連株を中心に買われた流れを受け、東京市場も半導体が牽引する形となり、取引開始直後には37868.42円まで上昇した。また、円相場も1ドル=144円台前半へと円安が進んだことも材料視された。ただ、買い一巡後はこう着感が強まり、200日線水準で上値を抑えられる形になった。とはいえ、こう着ながらも高値圏での推移が続いた。

東証プライム市場の騰落銘柄数は値上がり銘柄が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、その他製品、石油石炭、パルプ紙など26業種が上昇。一方、ゴム製品、不動産、金属製品、陸運など7業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、トレンド<4704>、TDK<6762>、ソフトバンクG<9984>が堅調だった。半面、富士フイルム<4901>、中外薬<4519>、レーザーテック<6920>、スズキ<7269>が軟化した。

前日の米国市場ではエヌビディアやブロードコムなど半導体株が買われ、東京市場も買い先行で始まり、日経平均の上げ幅は一時400円を超えた。4月の米雇用動態調査で、非農業部門の求人件数が市場予想を上回り、米労働市場の底堅さが示されたことも投資家心理を上向かせた。

米国では4日、5月のADP雇用統計や5月のISM非製造業景況指数が発表される。関税の影響を受けて、経済指標が悪化するのか見極めたいとの向きも多い。また、週内に予定されている米中首脳会談の結果も確認したいところであろう。そのため、積極的な上値追いは慎重だろうが、売り方にとっても下に仕掛けづらい状況であり、押し目を冷静に拾いたいところである。日経平均はこう着のなかで、引き続きグロース市場など中小型株での物色に向かわせそうだ。


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