starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

米国株見通し:下げ渋りか、米中交渉は不透明も首脳会談に期待


現在の米国株市場はトランプ政権の不安定な貿易政策と米中貿易摩擦への懸念から売りが先行しています。S&P500先物とナスダック100先物は軟調で、NYダウ先物も下落しています。しかし、週内の米中首脳会談の可能性があり、これが貿易摩擦に対する懸念を和らげ、相場の下げを抑制する期待があります。一方で、米長期金利の上昇および今週末発表予定の弱いJOLTS求人件数が売り材料となりやすく、全般的に買いがしにくい相場が続きそうです。また、ダラーツリーなどの決算発表が消費動向を判断する材料とされるでしょう。

*12:02JST 米国株見通し:下げ渋りか、米中交渉は不透明も首脳会談に期待 (11時30分現在)

S&P500先物      5,927.25(-20.00)
ナスダック100先物  21,464.50(-70.00)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は141ドル安。米長期金利は小高く推移し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


2日の主要3指数は小幅高。取引半ば以降に持ち直しナスダックとS&Pは反発、3日続伸のダウは35ドル高の42305ドルで取引を終えた。トランプ政権の不安定な貿易政策が嫌気され、序盤から売り先行。この日発表されたISM製造業は景気の好不況の境目である50がさらに遠のき、一段の売り圧力に。ただ、米中首脳会談が週内にも実現する見通しとなり、両国通商摩擦に対する過度な懸念の後退で消費やハイテクなどへの買いが相場を支えた。


本日は下げ渋りか。トランプ政権の高関税政策への司法判断や米中貿易摩擦、大型減税による財政悪化など主要政策に不透明感は払拭されず、全般的に買いづらい地合いが続く。今週末発表の雇用統計を控えJOLTS求人件数は前回から弱い内容が予想され、売り材料になりやすい。ただ、週内に開かれる米中首脳会談への期待感が過度な下げを抑制する見通し。今週はダラーツリーなどディスカウント大手の決算発表が予定され、消費動向への判断材料となりそうだ。


<TY>
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.