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米国株見通し:下げ渋りか、金利高抑制ならハイテク買い継続


米国株は売り先行でスタートする可能性があるが、全体としては下げ渋りの展開が予想される。先物市場では、S&P500とナスダック100が軟調に推移しているが、特にハイテク株の動向が注目される。13日のCPI鈍化にも関わらず、長期金利の上昇が続いており、利益確定売りが相場を圧迫している。しかし、サウジアラビアへの半導体供給が追い風となり、エヌビディアなどのハイテク株が買われ、ナスダックが上昇している。投資家は今晩発表されるPPIや小売売上高の結果を注視しており、FRBの利下げ余地を期待する動きも見られる。ただし、パウエルFRB議長の慎重な姿勢や企業業績の伸びしろに対する不安も影響しうる。

*14:58JST 米国株見通し:下げ渋りか、金利高抑制ならハイテク買い継続 (14時20分現在)

S&P500先物      5,888.50(-20.00)
ナスダック100先物  21,331.00(-61.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は159ドル安、米金利は高止まり、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


14日の主要3指数はまちまち。ナスダックは堅調を維持し6日続伸、S&Pはもみ合いながらも3日連続でプラスを確保、ダウはマイナスから抜け出せず89ドル安の42051ドルで引けた。13日の消費者物価指数(CPI)は鈍化も緩和的な金融政策への期待は高まらず、長期金利の上昇を背景に利益確定や持ち高調整の売りが相場を圧迫。ただ、サウジアラビアの政府系企業への半導体供給が伝えられたエヌビディアをはじめ、主力ハイテク買いがナスダックを押し上げた。


本日は下げ渋りか。今晩発表される生産者物価指数(PPI)と小売売上高は鈍化、新規失業保険申請件数は悪化が予想される。全般的に低調な内容なら、景気減速と連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ余地を見込んだ買いが強まる可能性があろう。ただ、パウエルFRB議長は追加利下げに慎重なスタンスを改めて示すとみられ、買いは入りづらい。ウォルマートの業績が投資家の期待を下回れば消費や景気敏感は売られるものの、長期金利の上昇が抑えられればハイテク買いは続くとみる。



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