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欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、米相互関税に警戒も株高なら円買い一服


8日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きが予想されています。米国の高関税政策の継続がドル買いに寄与する一方、相互関税による株式市場の混乱が続いています。ただし、株価が回復基調にある場合、円買いは一時的に収束する見込みです。また、前日は米国の対中貿易に関する報道でドル高へと振れ、株安も一段落しました。今後は米国の相互関税交渉の進展や、日米首脳会談で日本の高関税回避が円買いをどの程度緩和するかが注目されています。10日の米消費者物価指数(CPI)が焦点となり、FRBのスタンス次第でドルの動きが影響を受けそうです。

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、米相互関税に警戒も株高なら円買い一服 8日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米高関税政策の推進を背景に、ドル買い地合いは継続の見通し。一方、米相互関税による株式市場の混乱は続くものの、株安一服ならリスク回避の円買いはいったん収束しそうだ。

前日は米トランプ政権の高関税政策で対中貿易をめぐる報道に振らされる展開となり、米10年債利回りの上昇を背景にドル高に振れた。また、NY株式市場は急激な下げが一服し、円買いを抑制。ユーロ・ドルは1.0990ドル台から1.09ドル付近に軟化、ドル・円は146円前半から148円10銭台に浮上した。本日アジア市場は日経平均株価の反発で前日までのリスク回避的な円買いは抑制され、ドル・円は147円半ばから後半の水準を維持した。

この後の海外市場は引き続き米国の相互関税で貿易相手国・地域との交渉の進展が注目材料となる。日米首脳会談で日本の高関税回避なら、極端な円買いは後退する見通し。目先の焦点は10日の米消費者物価指数(CPI)。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)は前週末の講演で追加利下げに慎重なスタンスを崩しておらず、スタグフレーション懸念を弱める可能性があり、過度なドル売りは抑制されそうだ。また、株式市場の混乱がいったん収束すれば円売り要因となる。

【今日の欧米市場の予定】
・特になし


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