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NY株式:NYダウは349ドル安、関税策を巡る憶測で荒い展開もハイテクが支える


10月、NY株式市場はダウ平均が349.26ドル下落し、37965.60ドルで終えた。一方でナスダックは15.47ポイント上がり、15603.26で終了した。米中貿易摩擦への懸念が市場を不安定にし、寄り付き後は下落したが、トランプ大統領の相互関税停止の検討により一時的に持ち直した。政府の否定声明で再び下落に転じたが、エヌビディアなどの半導体株が下値を支え、ナスダックは小幅上昇を維持。不動産関連株は下落したが、金利の安定により銀行株は上昇。ダラー・ツリーは投資判断の引き上げで上昇し、テクノロジー企業のアップロビンも買収ビッドの有利性で上昇。ネットフリックスやメタ・プラットフォームズは関税の影響が少ないと見られ、買われた。一方、ゴールドマン・サックスは評価引き下げで下落。リーバイ・ストラウスは好調な決算が期待され、時間外で買われた。

*05:46JST NY株式:NYダウは349ドル安、関税策を巡る憶測で荒い展開もハイテクが支える 米国株式市場はまちまち。ダウ平均は349.26ドル安の37965.60ドル、ナスダックは15.47ポイント高の15603.26で取引を終了した。

米中貿易摩擦の深刻化を警戒した売りに寄り付き後、下落。その後、トランプ大統領が90日の相互関税停止を検討しているとの話題が報じられ、期待感が広がり一時大きく買い戻され、大幅反発した。しかし、政府が報道を否定したため相場は再び下落に転じる荒い展開となった。ただ、半導体のエヌビディア(NVDA)などが下げ止まり、相場の下値を支え、ナスダックはプラス圏をかろうじて維持し、まちまちで終了。セクター別では半導体・同製造装置や銀行が上昇した一方、不動産管理・開発が下落した。

銀行のシティグループ(C)や同業JPモルガン(JPM)は長期金利が下げ止まったため、金利収入の減少懸念が後退し、買われた。ディスカウント小売のダラー・ツリー(DLTR)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。テクノロジー会社のアップロビン(APP)は最高経営責任者(CEO)が同社提示のTikTok国内事業買収ビッドが競合他社に比べ有利と楽観的な見解を示したため上昇。

動画配信のネットフリックス(NFLX)やソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)は関税の影響を比較的受け難いとの見方にそれぞれ買われた。金融のゴールドマン・サックス・グループ(GS)はアナリストの投資判断引き下げで下落。

ジーンズなどの衣料品メーカー、リーバイ・ストラウス(LEVI)は取引終了後に四半期決算を発表。見通しが好感され、時間外取引で買われている。


(Horiko Capital Management LLC) <ST>
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