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NY株式:NYダウは417ドル高、期末要因の買いが下支え


ニューヨーク株式市場では、ダウ平均が417.86ドル上昇し終値42,001.76ドルとなった一方、ナスダックは23.7ポイント下落し終値17,299.29となった。市場は4月2日に控えるトランプ政権の相互関税発表を警戒しつつ、ロシアとウクライナの停戦期待が後退した影響で一時下落した。しかし、シカゴ購買部協会景気指数が予想以上の上昇を見せたことで、ダウは上昇に転じた。また、期末の「ドレッシング買い」でさらに買いが加速した。企業関連ではウーバーがブッキング・ホールディングスと提携し上昇、ミスター・クーパー・グループはロケット・カンパニーズによる買収で大幅上昇した。また、バイオのモデルナはFDA部門責任者の辞任で売られた。ニュースマックスはIPO後に株価が急伸した。

*06:16JST NY株式:NYダウは417ドル高、期末要因の買いが下支え 米国株式市場はまちまち。ダウ平均は417.86ドル高の42001.76ドル、ナスダックは23.7ポイント安の17299.29で取引を終了した。

4月2日のトランプ政権による相互関税発表を控えた警戒感やロシア、ウクライナ停戦期待の後退に売られ、寄り付き後、下落。貿易摩擦が売り上げに響くとの懸念で、特にハイテクでの売りが加速し、ナスダックを押し下げた。その後、シカゴ購買部協会景気指数が予想外に上昇すると相場は下げ止まり、ダウは上昇に転じた。終盤にかけ、政府報道官が2日イベントでの発表の関税が国ベースになり、大統領がセクターごとの関税も時期は不透明だが公約していると述べると、さらに売りが後退。また、月末、期末で「ドレッシング買い」も強まったと見られ、ダウは続伸し、終盤にかけ上げ幅を拡大。ナスダックも下げ幅を縮小し、終了した。。セクター別では食・生活必需品小売が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。

配車サービスのウーバー・テクノロジーズ(UBER)はオンライン旅行社のブッキング・ホールディングス(BKNG)傘下オープンテーブルと戦略的提携を発表し、上昇。債権回収の金融サービス会社、ミスター・クーパー・グループ(COOP)は住宅ローン会社ロケット・カンパニーズ(RKT)が同社を94億ドルで買収すると発表し、大幅高。ロケット・カンパニーズ(RKT)は下落した。銀行のキャピタル・ワン・ファイナンシャル(COF)は金融ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ(DFS)との合併を巡り当局の承認、完了が近いとの見方に買われた。

バイオのモデルナ(MRNA)は、食品医薬品局(FDA)でワクチンの安全性や効果の検証を担う部門の責任者マークス氏の辞任で、ワクチン懐疑派のロバート・ケネディ・ジュニア厚生長官の方針で、売り上げが減少するとの懸念に売られた。コミュニティネットワーク運営のレディット(RDDT)はアナリストの目標株価引き下げが嫌気され、下落。

保守系メディア、ニュースマックス(NMAX)はNY証券取引所に上場。価格は急伸し、最大で新規株式公開(IPO)価格の683%高となった。


(Horiko Capital Management LLC) <ST>
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