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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米国の経済指標や関税政策を注視


欧米外為市場では、ドル・円相場は伸び悩む展開が予想されます。米国の経済指標の結果がまちまちであり、前日のドル買いの勢いがやや落ち着くと見られるためです。米国PMIは製造業が弱い一方、サービス業が予想を超え、ドル買いを支えていました。しかし、利益確定売りがドルの上昇を抑えているようです。さらに、米国高関税政策の動向も注目ポイントで、トランプ政権の政策が流動的なことがドル買いの勢いを抑えています。一方、住宅関連指標の改善が見込まれ、景気減速懸念が後退すればドル買いを支援するものとなります。

*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米国の経済指標や関税政策を注視 25日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。今晩発表の米経済指標は強弱まちまちと予想され、前日のドル買いは一服の見通し。また、米国株が前日の反動で弱含めば、円買いがドルの重石となりそうだ。

前日発表された米国のPMIは製造業が節目の50を割り込んだものの、サービス業が予想を大きく上回って改善し、ドル買い材料となった。それに先立つユーロ圏のPMIは弱さが目立ちユーロ・ドルは1.08ドルを割り込む場面があり、ドル・円は節目の150円を上抜け一時150円70銭台に浮上。本日アジア市場ではその流れが受け継がれ、ドル・円は151円を目指す展開となった。ただ、ドルは利益確定売りに押され失速している。

この後の海外市場は引き続き米高関税政策を注視。4月2日発動の措置は当初の想定よりも対象が限定的とみられ、前日同様にドル買い地合いが続く。ただ、トランプ政権の政策運営は流動的で、安心感によるドル買いは抑制される。一方、今晩発表の住宅関連指標は前回を上回ると予想され、景気減速懸念が後退すればドル買いの支援材料に。半面、今週末の米コアPCE価格指数は高止まりが予想され、スタグフレーションへの警戒感から積極的なドル買いは見込みにくい。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 独:3月IFO企業景況感指数(予想:86.8、2月:85.2)
・22:00 米:1月ケースシラー住宅価格指数(予想:前年比+4.55%、12月:+4.48%)
・23:00 米:2月新築住宅販売件数(予想:68万件、65.7万件)


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