starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、米景気減速懸念もウクライナ進展に期待


本日の欧米為替市場では、ドル・円の底堅い動きが予想されるが、不確定要素が多い状況です。アメリカの経済減速懸念やトランプ政権の高関税政策により、ドルの買いは抑制される可能性があります。一方、ウクライナ停戦に向けた協議の進展は円売りの材料として、ドル高をもたらす可能性もあります。米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げに慎重な姿勢が報じられている中、米国のスタグフレーション警戒がドルを押し下げる要因となるかもしれません。今晩のPMI発表に注目が集まっており、予想を下回る結果の場合、ドル売りが先行することが考えられます。

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、米景気減速懸念もウクライナ進展に期待 24日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米トランプ政権の高関税政策の行方や米減速懸念で、ドルは積極的に買いづらい。ただ、ウクライナ停戦に向けた協議が進展すれば、円売り材料になりそうだ。

米国経済に減速懸念が広がるなか、前週末は米連邦準備制度理事会(FRB)当局者から追加利下げに慎重な見解が相次ぎ、金利高・ドル高に振れやすい地合いとなった。また、欧州株安と米株高も材料視され、ユーロ・ドルは一時1.08ドルを割り込み、ドル・円は148円半ばから149円前半に持ち直した。週明けアジア市場は日経平均株価が下げに転じ円売りは後退したものの、米金利高を受けたドル買いでドル・円は150円を目指す展開となった。

この後の海外市場は米国のスタグフレーションが警戒されるなか、FRBの追加利下げ観測の後退でドルは積極的に買いづらい。今晩発表のPMIが製造業、サービス業とも予想通り前回を下回ればドル売り先行の見通し。米トランプ政権の高関税政策に伴う貿易戦争やその影響も引き続き不安視されそうだ。ただ、サウジアラビアで開催されているウクライナ停戦に向けた協議に進展があれば好材料になり、欧米株高に振れればリスク選好の円売りが主要通貨を支えるとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・17:30 独:3月製造業PMI(予想:47.0、2月:46.5)
・17:30 独:3月サービス業PMI(予想:52.0、2月:51.1)
・18:00 ユーロ圏:3月製造業PMI(予想:48.1、2月:47.6)
・18:00 ユーロ圏:3月サービス業PMI(予想:51.0、2月:50.6)
・18:00 ユーロ圏:3月総合PMI(予想:50.6、2月:50.2)
・18:30 英:3月製造業PMI(予想:47.0、2月:46.9)
・18:30 英:3月サービス業PMI(予想:51.0、2月:51.0)
・22:45 米:3月製造業PMI(予想:51.8、2月:52.7)
・22:45 米:3月サービス業PMI(予想:51.2、2月:51.0)


<CS>
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.