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3月19日のNY為替概況


3月19日のニューヨーク外為市場では、ドル・円は150円15銭まで上昇した後、148円67銭まで下落しました。この変動は、FRBが利下げを見送り、長期金利の上昇に影響を受けたためです。しかし、FRBが政策金利を据え置き、成長見通しを下方修正した結果、長期金利が低下しドル売りが優勢になりました。ユーロは消費者物価指数(CPI)の予想外の鈍化によって1.0920ドルから1.0861ドルまで下落しました。その他、ポンド・ドルは一時下落後に上昇し、ドル・スイスも一時上昇後に下落しました。全体として、金融政策の不透明感が市場に影響を与えています。

*04:23JST 3月19日のNY為替概況 19日のニューヨーク外為市場でドル・円は150円15銭まで上昇後、148円67銭まで下落し、引けた。

連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で2会合連続で利下げを見送るとの思惑受け、長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。FRBは予想通り政策金利据え置きを決定したが、同時に、量的引き締めペース減速の発表や当局者の成長見通し下方修正を受け、長期金利が低下に転じドル売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.0920ドルから1.0861ドルまで下落し、引けた。

ユーロ圏の2月消費者物価指数(CPI)が予想外に鈍化したためユーロ売りが優勢となった。

ユーロ・円は163円65銭から162円17銭まで下落した。

ポンド・ドルは1.2955ドルまで下落後、1.3011ドルまで上昇。

ドル・スイスは0.8809フランへ上昇後、0.8769フランまで下落した。

【金融政策】
・政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を据え置き、4.25-4.50%に決定
「経済見通しを巡る不透明感が増した」
「バランスシートの解消ペースを4月1日から減速へ、米国債の解消を月250億ドルから50億ドルへ減速」

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