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日経VI:低下、株価堅調で警戒感が後退


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は、17日に3.92%低下し23.80となりました。これは、先週末の米国市場での主要株価指数の大幅上昇を受け、東京市場での買いが優勢だったためです。現在の強い株価動向により、市場のボラティリティーへの警戒感が和らいでいます。日経225先物は、日中を通じて昨日の水準を下回りながらも堅調に推移しました。今週は日銀金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)といった重要なイベントが控えており、市場ではこれらの結果を見極めたい向きがあります。日経平均VIは、日経平均株価の予想ボラティリティを示すもので、通常は日経平均株価と逆相関する傾向がありますが、急上昇後、一定の範囲内に戻る特性もあります。

*16:35JST 日経VI:低下、株価堅調で警戒感が後退 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は17日、前日比-0.97(低下率3.92%)の23.80と低下した。なお、高値は23.84、安値は23.19。先週末の米株式市場で主要指数が大幅に上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。今週は、日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれることから、市場ではこれらを見極めたいとする向きもあったが、今日は取引開始後も株価が堅調なことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退。日経225先物は終日、昨日の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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