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日経VI:低下、株価底堅く警戒感が緩和


12日、日本の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は、前日比-1.35(4.63%減)となり、27.79まで低下しました。これは投資家が市場の変動をあまり警戒していないことを示しています。前日の米国株式市場の下落を受けて、日本株も売り先行で始まりましたが、現物市場では買い意欲があり、日経225先物も上昇に転じました。このため、株価が底堅く推移し、ボラティリティーに対する過度な警戒感が和らぎました。日経VIは通常、日経平均株価と逆相関し、急落時に急上昇するが、今回のように株価が安定すると低下します。

*16:35JST 日経VI:低下、株価底堅く警戒感が緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は12日、前日比-1.35(低下率4.63%)の27.79と低下した。なお、高値は28.28、安値は27.34。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の投稿市場はやや売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。しかし、現物市場で押し目買い意欲が強く、日経225先物も取引開始後に上げに転じるなど下値の堅い展開となった。こうした底堅い株価推移を受け、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。今日の日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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