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米国株見通し:下げ渋りか、雇用情勢悪化なら売り優勢


米国株式市場は、金利の低水準やFOMCの追加利下げへの期待から買いが先行する見通しです。しかし、前日の新規失業保険申請件数が弱く、今晩発表される雇用統計で景気後退が示されれば売りが優勢になる可能性があります。また、トランプ政権の関税引き上げ方針が不透明感を増しており、これも売りの要因となり得ます。総じて、雇用状況の悪化や政策の不透明感が市場の焦点となり、株価動向に影響を与えそうです。

*13:44JST 米国株見通し:下げ渋りか、雇用情勢悪化なら売り優勢 (13時30分現在)

S&P500先物      5,760.00(+13.75)
ナスダック100先物  20,170.00(+80.75)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は43ドル高。米金利は低水準に沈み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


6日の主要3指数は大幅反落。取引半ばの下げ幅縮小後に一段安となり、ダウは427ドル安の42579ドルと再び43000ドル台を下回る水準に落ち込んだ。トランプ政権はカナダとメキシコに対する関税引き上げ政策について、3カ国貿易協定「USMCA」の対象製品に限り4月に延期する方針を打ち出した。ただ、かえって不透明感を深める要因となり、売り優勢の展開に。また、メーシーズの弱気な業績見通しを受け、消費関連の売りが相場を圧迫した。

本日は下げ渋りか。前日の新規失業保険申請件数など今週相次いだ雇用関連指標はおおむね弱い内容となり、今晩の雇用統計が焦点となる。市場観測は失業率と平均時給が前月から横ばい、非農業部門雇用者数は小幅増。ただ、これまで好調だった雇用に景気後退の波及が示されれば売り優勢となりそうだ。トランプ政権の政策運営も不透明で、引き続き売り要因に。もっとも、今月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げへの期待が高まれば、過度な売りを抑制しよう。



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