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NY為替:ドイツ支出拡大へ方向転換、連邦債利回り上昇でユーロ高


10月5日のニューヨーク外為市場では、米ドルが勢いを落とす中、ユーロが上昇しました。ドル・円は最初に149円73銭まで上昇したものの、米ADP雇用統計が市場予想を下回り、早期利下げ観測が高まったことでドル売りが優勢となり、最終的に148円91銭で取引を終えました。一方、ユーロはドイツの防衛支出拡大による借り入れ拡大が長期金利上昇を引き起こし、これがユーロ買いを促進しました。結果、ユーロ・ドルは1.0688ドルから1.0797ドルまで上昇しました。さらに米国政府が対メキシコ、カナダ関税の軽減を検討していることや米経済指標が予想を上回る結果が出たことで、リスク回避の円買いが後退する一方、ユーロ高が顕著になりました。ポンドやスイスフランも市場で動きを見せました。

*07:13JST NY為替:ドイツ支出拡大へ方向転換、連邦債利回り上昇でユーロ高 5日のニューヨーク外為市場でドル・円は149円73銭まで上昇後、148円40銭まで下落し、148円91銭で引けた。米ADP雇用統計が予想を下回ったため早期利下げ観測にドル売りが強まった。その後、米国政府が対メキシコ、カナダ関税を軽減することを検討していると報じられたほか、米2月ISM非製造業景況指数や2月サービス業PMI改定値が予想を上回ったため景気減速懸念を警戒したドル売り、リスク回避の円買いが後退した。

ユーロ・ドルは1.0688ドルから1.0797ドルまで上昇し、1.0791ドルで引けた。ドイツの防衛支出拡大に伴う借り入れ拡大を織り込む長期金利の上昇に伴いユーロ買いが加速。ユーロ・円は159円50銭から160円73銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2803ドルから1.2901ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8867フランへ下落後、0.8915フランまで上昇した。

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