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東証グロース市場250指数先物概況:続落も米減税期待で下げ幅縮小


2月26日の東証グロース市場250指数先物は続落し、前営業日比5ポイント安の668ポイントで取引を終了しました。取引は、午前中にかけて米国経済指標の影響を受けてまちまちに推移しましたが、消費者信頼感指数の低下や景気後退懸念から一時下落しました。しかし、米国下院がトランプ政権の大型減税を含む法案を可決したことで減税期待が高まり、相場の下支えとなりました。東証グロース市場ではトライアルHDやGENDAが下落し、売り一巡後の押し目買い意欲の強さが確認されました。

*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:続落も米減税期待で下げ幅縮小 2月26日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比5pt安の668pt。なお、高値は674pt、安値は660pt、日中取引高は3541枚。前日25日の米国市場のダウ平均は続伸。
強弱まちまちの経済指標を受け、寄り付き後、まちまち。その後発表されたコンファレンスボードの消費者信頼感指数が予想以上に低下したため景気減速懸念が一段と強まり売りが加速し、ダウは一時下落に転じた。ベッセント財務長官が「民間セクターは景気後退に入っている」と発言したため景気後退懸念も浮上し、更なる売り圧力となった。ダウはウクライナ停戦期待やホームデポの好決算を好感した買いが支えプラス圏を回復。ナスダックはトランプ政権が人工知能(AI)輸出規制強化を検討との報道でハイテクが売られ、終日軟調に推移した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比3pt安の670ptからスタートした。米下院が大型減税を含んだ法案の概要を賛成多数で可決したことから、米トランプ大統領の公約実現期待や、「トランプ減税」の年内延長観測が高まり、相場をサポート。2日連続で660pt処での押し目買い意欲の強さが確認され、売り一巡後には下げ幅を縮小し、668ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、トライアルHD<141a>やGENDA<9166>などが下落した。

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