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日経平均は272円安、寄り後は下げ幅拡大


東京株式市場は売りが先行し、日経平均は272円安スタートとなりました(9時10分現在)。昨日の米国市場ではダウ平均が上昇しましたが、ナスダック総合指数の1.35%下落やフィラデルフィア半導体株指数の大幅な2.29%下落が東京市場のハイテク株と半導体関連株に影響を与えました。また、円高・ドル安の影響もあり、輸出関連株が抑えられています。注目の米エヌビディアの決算発表を前に、買い控えの動きが見られます。一方で、米長期金利の低下や前日のダウ続伸が株価の下支え要因となっていますが、市場の動きは売りが優勢です。

*09:11JST 日経平均は272円安、寄り後は下げ幅拡大 日経平均は272円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.35%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.29%下落と大幅に下げており、東京市場でハイテク株や半導体関連株の重しとなった。また、外為市場で1ドル=148円80銭台と、昨日15時30分頃と比べ90銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を抑える要因となった。さらに、米国で今晩、米エヌビディアの11-1月期決算発表が予定されていることから、これを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が続伸したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の海外市場で米長期金利が低下したことが株価下支え要因となった。さらに、昨日の日経平均が500円を超す下げとなったことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。

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