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米国株見通し:伸び悩みか、明日の小売売上高を見極め


米株式先物市場ではS&P500とナスダック100先物が堅調に推移していますが、本日の米株式市場は買い先行で始まる見込みです。ただし、前日の消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びを示したため、FRBの利下げ期待が後退し、長期金利が上昇しました。これにより、ハイテク株や消費関連株が売られ、株価は下押し圧力を受けています。本日はウクライナ戦争の進展が好感される一方で、明日の小売売上高の発表を見極めようとする展開が予想されます。また、シスコシステムズの好決算がハイテク株の買い材料となる可能性があるものの、CPIの影響でパウエルFRB議長が景気抑制政策を継続する意向を示したため、金融政策への期待は限定的です。

*13:47JST 米国株見通し:伸び悩みか、明日の小売売上高を見極め (13時30分現在)

S&P500先物      6,089.00(+16.25)
ナスダック100先物  21,921.00(+116.25)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は95ドル高。米金利は失速し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


12日の主要3指数はまちまち。ナスダックは反発したが、S&Pは反落、ダウは225ドル安の44368ドルと3日ぶりにマイナスへ沈んだ。この日発表された消費者物価指数(CPI)は市場予想に反して伸びが加速し、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げはさらに遠のいた。それを受け長期金利は上昇し、前日まで買われていた主力のハイテクや消費、景気敏感が売り込まれた。金利高一服後も買いは抑制され、下押し圧力が続いた。


本日は伸び悩みか。ウクライナ戦争終結への動きが好感され、買い先行の見通し。今晩の生産者物価指数(PPI)が想定通り前回を下回れば緩和的な金融政策が期待されよう。また、シスコシステムズは前日引け後の決算発表で業績拡大を示し、金利高が抑えられればハイテク買い要因になりやすい。ただ、強いCPIを受けパウエルFRB議長は議会証言2日目に景気抑制的な政策を継続する方針を示し、明日の小売売上高を見極める展開となる。



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