starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

買い一巡後は膠着も39000円水準での底堅い値動きに【クロージング】


6日の日経平均株価は、前日比235.05円高の39066.53円で取引を終え、3日続伸しました。米国株高の影響で朝から買いが先行し、前場中盤には39190.13円に達しましたが、日銀審議委員の利上げ発言を受けて円高が進み、上げ幅を縮めました。終日、日経平均は39000円を挟み、底堅い動きとなりました。 値上がり銘柄が東証プライムの約7割を占め、空運や精密機器などが上昇。また、ハイテク株を中心に買われ、ファーストリテやバンナムHDが堅調でした。一方、KDDIやホンダが下落しました。 米国市場の影響で先物買いが加わり、東京市場は落ち着きを見せているものの、週末の米雇用統計や日米首脳会談の結果が今後の焦点となっています。

*16:33JST 買い一巡後は膠着も39000円水準での底堅い値動きに【クロージング】 6日の日経平均は3日続伸。235.05円高の39066.53円(出来高概算21億7000万株)で取引を終えた。米国株高を背景に買いが先行して始まり、前場中盤には39190.13円まで上昇した。ただ、田村直樹日銀審議委員が講演で、「2025年度後半に1%まで利上げをしておくことが必要だ」と述べたことから、円相場が一時1ドル=151円80銭近辺まで円高が進んだことが重荷となり、前場終盤にかけて上げ幅を縮めた。その後は様子見ムードが強まるなか、39000円を挟んでのもみ合いが続いた。

東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1200に迫り、全体の7割超を占めた。セクター別では、空運、その他製品、証券商品先物、ガラス土石、精密機器など27業種が上昇。一方、輸送用機器、銀行、卸売、情報通信など6業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、バンナムHD<7832>、コナミG<9766>、アドバンテス<6857>が堅調だった半面、KDDI<9433>、ダイキン<6367>、富士フイルム<4901>、キッコーマン<2801>、ホンダ<7267>が軟調だった。

前日の米国市場は、ISM非製造業景況指数の弱い結果を受けて、早期利下げ観測が高まり、長期金利が低下したことが支援材料となり、主要株価指数は上昇。東京市場もハイテク株などを中心に買われたほか、先物買いも加わり、日経平均の上げ幅は一時350円を超えた。その後は、田村日銀審議委員の発言を受けた円高が重荷となったが、売り仕掛けてくる流れにはならず、全体としては底堅い相場展開だった。

東京市場は先週のディープシークショック、今週の米国による追加関税による波乱展開をこなし、落ち着きと取り戻してきている。日経平均は足元、200日移動平均線が下値支持線となっており、この水準を維持できるかが当面の注目ポイントとみられる。一方、日米首脳会談の内容を見極めたいと考えており、波乱なく通過するのか確認したいところ。また、米国では、6日に最新週の新規失業保険申請件数が発表されるほか、7日には雇用統計の発表を控えている。米国の労働市場の緩やかな軟化が示され、景気の堅調さを確認する形につながるかがポイントになりそうだ。



<CS>
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.