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NY為替:予想を上回る米経済指標などを受けてドル反発


17日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は155円55銭から156円37銭まで上昇し、156円30銭で取引を終了しました。これは米クリーブランド連銀のハマック総裁が、インフレ問題を指摘し利下げに慎重な姿勢を示したことや、12月の米経済指標が予想を上回る結果となったためです。これにより長期金利が下げ止まり、ドル買いが優勢となりました。さらに株高がリスク選好を促し、円売りが強まりました。また、ユーロやポンドも対ドルで一時的に下落した後、回復しました。ユーロ・円は、日本と欧州の金利差が縮小するとの観測から一時売られましたが、その後リスク選好の動きにより円が売られ、値を戻しました。

*07:49JST NY為替:予想を上回る米経済指標などを受けてドル反発 17日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円55銭から156円37銭まで上昇し、156円30銭で引けた。米クリーブランド連銀のハマック総裁が「インフレの問題がまだある」と積極的な利下げに慎重な姿勢を見せたほか米12月住宅着工件数や12月鉱工業生産が予想を上回ったため長期金利が下げ止まりドルの買戻しが優勢となった。株高に連れリスク選好の円売りも強まった。

ユーロ・ドルは1.0265ドルまで下落後、1.0330ドルまで上昇し、1.0271ドルで引けた。ユーロ・円は159円95銭から161円01銭まで上昇。日欧金利差縮小観測を受けたユーロ売り、円買いが優勢となったのち、リスク選好の円売りが強まった。
ポンド・ドルは1.2161ドルまで下落後、1.2228ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9110フランまで下落後、0.9154フランまで上昇した。

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