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東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後は失速


16日の東京市場でドル・円は米FRBの緩和継続観測が後退する中、国内勢のドル買いによって高値を試し153円97銭まで上昇しましたが、午後には154円付近での売りに押されて失速しました。ユーロ・円は161円07銭から161円98銭まで上昇し、ユーロ・ドルも1.0486ドルから1.0522ドルまで値を上げました。日経平均株価は始値39,551.22円で推移し、最終的に39,457.49円(前日比12.95円安)で取引を終えました。日本の10月の機械受注は予想以上に増加し、中国11月の鉱工業生産と小売売上高の指標が発表されましたが、市場予想からはやや低下しました。ECBのラガルド総裁はさらなる利下げの可能性について言及し、中国は投資の余地を強調しました。

*17:00JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後は失速 16日の東京市場でドル・円は伸び悩み。米連邦準備制度理事会(FRB)の緩和継続観測は後退し、国内勢のドル買いで午前中に153円32銭から153円97銭まで値を上げた。ただ、154円付近の売りに押されると、午後は上値の重さを嫌気した売りで失速した。
・ユーロ・円は161円07銭から161円98銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0486ドルから1.0522ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値39,551.22円、高値39,632.17円、安値39,371.42円、終値39,457.49円 (前日比12.95円安)
・17時時点:ドル円153円50-60銭、ユーロ・円161円20-30銭
【経済指標】
・日・10月機械受注(船舶・電力除く民需):前月比+2.1%(予想:+1.0%、9月:-0.7%)
・中・11月鉱工業生産:前年比+5.4%(予想:+5.4%、10月:+5.3%)
・中・11月小売売上高:前年比+3.0%(予想:+5.0%、10月:+4.8%)
【要人発言】
・ラガルド欧州中銀(ECB)総裁
「さらなる利下げが予定されており、その方向性は明確」
「インフレを取り巻くリスクは双方向的」
・中国中央財経委員会
「中国にはまだ大きな投資余地がある」



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