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米国株見通し:下げ渋りか、インフレ再加速も消費関連を注視


米国株式市場はインフレ再加速の懸念から売りが先行する展開になりそうです。S&P500先物とナスダック100先物は軟調で、NYダウ先物も下落。高い金利がハイテク株の売り圧力を強める可能性があります。一方、メーシーズやコストコなどの消費関連銘柄の決算発表が控えており、これが市場の過度な下げを抑制する可能性があります。11日の消費者物価指数(CPI)は予想通りだったものの、インフレ再加速の兆しが示されたため、FRBの利下げ期待は後退しています。それでも市場は次期政権に対する政策期待から、強気相場の流れを維持しています。生産者物価指数(PPI)の発表が注目される中、値ごろ感やポジティブな企業決算が買戻しを促し、市場を下支えするでしょう。

*13:43JST 米国株見通し:下げ渋りか、インフレ再加速も消費関連を注視 (13時30分現在)

S&P500先物      6,084.25(-8.50)
ナスダック100先物  21,760.00(-33.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は99ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


11日の主要3指数はまちまち。ナスダックとS&Pは3日ぶりにプラスへ浮上したが、ダウは99ドル安の44148ドルと5日続落で引けた。序盤は金利安を背景にハイテク選好地合いとなり、相場を牽引した。この日発表された消費者物価指数(CPI)は予想と一致し、来週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ期待は継続。ただ、CPIが前回を上回ったことからインフレ再加速も示し、金利高に振れるとダウは下押しされた。


本日は下げ渋りか。前日のCPIに続き今晩の生産者物価指数(PPI)も強い内容が見込まれ、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ継続期待は後退。長期金利が上昇すれば、ハイテクを中心に売りが膨らみ指数を圧迫しそうだ。半面、今週決算発表のメーシーズやコストコなど消費関連が注目され、過度な売りは抑制される可能性も。次期政権の政策期待を背景とした強気相場に変わりはなく、値ごろ感による買戻しが指数をサポートする。


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