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米国株見通し:下げ渋りか、消費者信頼感指数を注視


*13:56JST 米国株見通し:下げ渋りか、消費者信頼感指数を注視 (13時30分現在)

S&P500先物      4,171.75(-14.00)
ナスダック100先物  14,344.00(-72.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は50ドル安。長期金利は下げ渋り、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


30日の主要3指数は上昇。序盤から堅調地合いを維持し、ナスダックは続伸、ダウは511ドル高の32928ドルと4日ぶりにプラスへ浮上した。イスラエル軍によるガザ地区への戦闘拡大で、中東情勢の混迷が深まるとの懸念が買いを抑制する場面もあった。ただ、連邦公開市場委員会(FOMC)や雇用統計など重要イベントを控え、持ち高調整の買いが先行。また、長期金利の低下を受け、割安銘柄への買戻しが相場をけん引した。


本日は下げ渋りか。イスラエルのネタニヤフ首相はイスラム組織ハマスとの停戦の可能性を否定しており、引き続き戦況の悪化を警戒した売りが出やすい。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)の政策決定を前に調整の売り買いにとどまり、様子見ムードで過度な下げは想定しにくい。今晩発表の消費者信頼感指数が低調なら引き締め観測を弱め、金利高を回避しそうだ。一方、キャタピラーやファイザーなど有力企業の業績が注目される。


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