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個別銘柄戦略:日揮HDやヤーマンなどに注目


16日の米株式市場でダウ平均は39.09ドル安(−0.11%)、ナスダック総合指数は−1.53%、シカゴ日経225先物は大阪日中比120円安の27920円。為替は1ドル=139.30−40円。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事のタカ派発言を受けた前日の米ハイテク株安が嫌気され、ソフトバンクG<9984>、エムスリー<2413>、SHIFT<3697>、マネーフォワード<3994>などグロース株に売りが出そうだ。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4%超の大幅安となっており、引け後に決算を発表したエヌビディアが小幅に株価上昇しているものの、東エレク<8035>、スクリン<7735>、アドバンテスト<6857>などの関連株の軟調が予想される。また、ディスカウント小売のターゲットが低調な決算で株価急落となっており、イオン<8267>、7&I-HD<3382>などの小売企業の連想売りに繋がる可能性がある。一方、米国で世界最大級のエチレン設備を1000億円超で受注したと伝わっている日揮HD<1963>、中期経営計画を発表した出光興産<5019>、セイコーG<8050>、PHCHD<6523>は評価されそうだ。ほか、業績予想を大幅に引き上げたヤーマン<6630>、自社株買いを発表したカカクコム<2371>も好感されそうだ。 <FA>
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