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NY為替:米制裁関税延期報道でユーロ反発


15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円16銭まで下落後、109円69銭まで上昇し、109円59銭で引けた。米国や中国のさえない経済指標を受けて、世界経済への懸念が強まり、リスク回避の円買いが優勢となった。その後、トランプ米政権が制裁関税に関して態度を軟化させたことから、リスク選好の円売り・ドル買いが再燃した。米国政府が欧州車に対する制裁関税の実施を6カ月ほど延期させる方針だと報道されたことや、メキシコやカナダに対する制裁関税の解除を検討していると報じられた。

ユーロ・ドルは、1.1179ドルから1.1225ドルまで急伸し、1.1202ドルで引けた。欧州車に対する米国の関税が延期されるとの報道が好感され、ユーロ買いが加速した。ユーロ・円は、122円08銭から123円09銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.2887ドルから1.2827ドルまで下落した。ドル・スイスは、1.0069フランから1.0097フランまで上昇した。



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