東京為替：ドル・円は一時111円割れ、株安で米長期金利が低下

　8日午後の東京市場でドル・円は一時111円を割り込み、110円95銭まで値を下げた。米10年債利回りが2.62％台で弱含み、ドル売りを誘発。また、上海総合指数の下げ幅拡大や欧米株式先物の軟調地合いでリスク回避的な円買いも強まった。

　一方、ドイツの1月製造業受注が予想に反して大きく落ち込み、ユーロも売られており、ユーロ・ドルが再び1.12ドル割れ、ユーロ・円は124円28銭まで下落している。

　ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円95銭から111円65銭。ユーロ・円は124円28銭から125円03銭、ユーロ・ドルは1.1185ドルから1.1209ドルで推移。



＜KK＞