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短期資金はほぼサンバイオに集中【クロージング】


5日の日経平均は小反落。39.32円安の20844.45円(出来高概算12億2000万株)で取引を終えた。米株高や為替市場での円安が材料視されて買い先行で始まると、寄り付き直後には20981.23円と節目の21000円に迫る局面もみられた。しかし、指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>が1社で日経平均を50円強押し下げるなど、昨日同様にNT修正の流れが続く格好となり、前場半ばに下げに転じると、後場も前日終値を挟んでのこう着感の強い相場展開となった。

東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは、石油石炭、医薬品、その他製品、情報通信が軟調。半面、水産農林、繊維、非鉄金属がしっかり。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテのほか、アステラス製薬<4503>、ユニファミマ<8028>、第一三共<4568>が重石。一方で、ファナック<6954>、京セラ<6971>、花王<4452>、エーザイ<4523>が下支えとなった。

日経平均が小幅ながらも下げに転じる一方でTOPIXがしっかりなど、NT修正によるリバランスの商いが中心であろう。また、決算発表が本格化する中で機関投資家は積極的には動けないため、方向感も掴みづらいところであろう。また、個人投資家の売買は活発ではあるが、本日のところは、短期資金はほぼサンバイオ<4592>に集中した感がある。個別では決算評価は見られるとは言え、買い一巡後はこう着といった格好になりやすく、必然的にリスクがあるとしても値動きがあり、流動性の高い銘柄に向かっているようだ。

明日はトヨタ<7203>の決算が注目されるが、円相場が1ドル110円台に乗せて決算を迎えるようだと、アク抜け的な見方も加わり、センチメントを明るくさせる可能性もありそうだ。また、アルファベットの時間外の下落が警戒されていたが、それ程市場反応は限られていた。米国市場の反応も限定的となれば、ハイテク株への見直しも意識されやすいだろう。




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