日経平均テクニカル：5日ぶり反落。5日ぶり反落もゴールデンクロス、週足は3週ぶり反発

8日の日経平均は、5日ぶり反落。週足では3週ぶりに反発した。朝方は特別清算指数
（SQ）絡みの買いで強含んだが、終値は下落。ただ、ともに上向きの5日線が25日線を突破して短期ゴールデンクロスを示現。ザラ場安値が5日線を上回って推移したこともあって、週明け11日以降は買い優勢の地合いが予想される。ただ、日経平均はローソク足は下ひげのない「陰の丸坊主」で引けており、ゴールデンクロス示現後ではあるが、下値波乱含みであることに留意したい。一目均衡表では、日々線が横ばいで推移する基準線を割り込まなかったほか、基準線の下を走る転換線は緩やかに上昇。
遅行線は株価の上方で推移して強気シグナルを発しており、相場の底堅さを裏付ける形状となった。ボリンジャーバンドでは、日々線が中心から+1σのレンジ内に収まり、買い方優位の形勢を保った。



＜FA＞