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今日の為替市場ポイント:ドル・円は112円台で推移か、4-6月期中国GDPが手掛かり材料に


14日のドル・円相場は、東京市場では113円58銭から113円15銭まで下落。欧米市場でドル・円は一時112円27銭まで反落し、112円51銭で取引を終えた。


本日17日のドル・円は112円台で推移か。中国の4-6月期国内総生産(GDP)が発表されるが、市場予想とおおむね一致すれば(前年比+6.8%程度)、リスク回避的なドル売り・円買いがさらに広がる可能性は低いとみられる。


14日のニューヨーク市場ではこの日発表された米主要経済指標が市場予想を下回ったことから、ドル売りが活発となった。6月の消費者物価指数は前年比+1.6%で上昇率は5月実績の1.9%を大幅に下回った。コア指数は前年比+1.7%で市場予想と一致したが、インフレ率は鈍化傾向にある。また、6月の小売売上高は増加予想に反して前月比-0.2%となり、2カ月連続で減少した。5月実績は-0.3%から-0.1%へ上方修正されたが、雇用情勢が改善していることを考慮すると個人消費はさえない状態が続いている。


年内の米追加利上げ観測は後退したことから、14日のNYダウ平均とS&P500は最高値を更新した。市場関係者の間では「追加利上げ観測の後退はドル売り材料だが、株式は堅調であり、ドルが大幅安となる環境ではない」との声が聞かれている。また、日本銀行が長期金利の上昇を抑制していることはドル買い・円売りを促す要因となっており、日銀は現行の金融緩和策の枠組みを変更する考えは当面ないことから、リスク回避的な円買いがさらに拡大し、ドルが主要通貨に対して大幅に下落する可能性は低いとみられる。



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