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NYの視点:FOMCタカ派据え置き予想、ドルも下げ止まる可能性も


連邦準備制度理事会(FRB)は、インフレや景気の不透明感が続く中、連邦公開市場委員会(FOMC)で政策維持を再確認する可能性が高い。米国は地政学的リスクや関税の影響でインフレが一時的かどうか不透明だ。FRBのパウエル議長はインフレを一時的と見ているが、他の高官は慎重な姿勢を示している。中東情勢の悪化が原油価格を押し上げ、さらにインフレリスクを増す可能性もある。労働市場の減速は見られるが、緊急利下げが必要な状況ではない。FOMCの金利予測では、年1回の利下げが見込まれ、ドルの下支え材料となる可能性がある。

*07:43JST NYの視点:FOMCタカ派据え置き予想、ドルも下げ止まる可能性も 連邦準備制度理事会(FRB)は17日から18日にかけて連邦公開市場委員会(FOMC)を開催している。関税を巡る不透明感が存続するほか、最近の地政学的リスクの上昇で、インフレ、景気への影響を判断するのがより困難となるため、当面政策維持する計画を再表明する可能性が強い。

米国の週次失業保険申請件数が増加基調にあり労働市場にも減速の兆候も見られる。雇用者も労働市場への自信を無くしつつあり、消費者は支出に慎重になりつつあり、成長を抑制している。しかし、緊急的な利下げを必要するような状況ではない。

関税のインフレへの影響に関し、パウエルFRB議長は一時的としてきたが、他の高官は、一時的にとどまるかどうか明確ではないと慎重な姿勢を示している。さらに、中東情勢の悪化で、原油が再び上昇すると、追加のインフレ要因になる可能性もある。このため、FOMC参加者の予測ではインフレ予想が引き上げられる可能性もある。

また、金利予測分布図(ドット・プロット)では中間予測で年1回の利下げにとどまる可能性がある。年初の2回利下げからさらに後退することになり、ドル支援材料となる。

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