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NYの視点:米失業保険継続受給者数は21年来で最高、4週平均も23年8月来で最高で労働市場の減速兆候を示唆


米国労働省によると、6月7日に発表された新規失業保険申請件数は予想を裏切り、24.8万件と前回から横ばいの水準を維持しました。失業保険継続受給者数も増加し、21年11月以来の最高値に達しました。この変化にはメモリアルデーの休日や州による学校の休暇開始が影響した可能性がありますが、4週平均も高水準であり、労働市場の減速が示唆されています。ただし、遅行指標である雇用統計は依然として大幅な減速を示していません。失業保険受給期間の延長は、新たな職を得る時間が長引いていることを示し、企業の採用減速の兆候です。これらは、インフレ鈍化とともにFRBの利下げ正当化に影響を及ぼす可能性があります。

*07:39JST NYの視点:米失業保険継続受給者数は21年来で最高、4週平均も23年8月来で最高で労働市場の減速兆候を示唆 米国労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数(6/7)は前回から横ばいの24.8万件となった。前回から減少予想に反し、同水準を維持。前回分は24.7万件から上方修正された。2週続けて、24年10月来で最高水準となった。失業保険継続受給者数(5/31)も195.6万人と、前回190.2万人から予想以上に増加し21年11月来で最高となった。メモリアルデーの休日、いくつかの州で学校の夏休みが開始したことなどが特別要因として影響した可能性も指摘されている。ただ、より変動の少ない4週平均も240250と2023年8月来で最高に達し、労働市場の弱さが明らかになりつつある。

遅行指標の雇用統計などは労働市場の大幅な減速の兆候を依然示唆していないが、先週分新規失業保険申請件数は労働市場の現況がより正確に反映されていると、動向に注目されている。失業保険継続受給者数の大幅増加は失業者が新たな職に就くにはより長い時間を要することを意味する。企業の新規従業員採用の減速を示した。インフレの鈍化とともに労働市場の減速がより明らかになると、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを正当化する。

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