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メキシコペソ円今週の予想(9月11日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)


*17:19JST メキシコペソ円今週の予想(9月11日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『メキシコペソ円は、下げ止まりから値固め局面となろう。好調な経済と高金利を背景にした買いが下値をサポートすると予想する』と述べています。

続けて、『8月31日にメキシコ中央銀行が為替ヘッジプログラムの縮小を打ち出してから、メキシコペソ円は下げが続き、9月7日には一時8.32円と、およそ1か月ぶりの安値をつけた。メキシコ中銀の声明によると、ヘッジは9月から段階的に縮小される予定で、約75億ドルの未払いポジションを持っているとのこと。これが解消されるまでは売りが続くと思われたが、下げ止まり感が出てきた。ヘッジプログラムの解消はペソ急落の懸念が小さくなったことの裏返しといえよう』と伝えています。

また、『ペソ急落という通貨安懸念が出れば、メキシコ中銀は再び買いヘッジを作動させるかもしれない。ヘッジプログラムの解消は、利益確定売りの要因となってもペソ下落の要因にはならないだろう』と言及しています。

次に、『ファンダメンタルズ的に見ても、メキシコ経済は好調で主力の自動車産業が順調に回復している』と述べ、『8月の自動車生産台数は、通常の生産規模の目安とされる30万台を上回り、16カ月連続で前年同月の水準を上回った。メキシコの2023年4-6月期実質国内総生産(GDP)確定値は、前四半期比で0.8%増だった。生産地を消費地に近づける「ニアショアリング」で米国市場向けの投資が活発になり、メキシコで建設需要が拡大している。23年4-6月の分野別は、製造業や鉱業などの第2次産業が前四半期比で1.2%増と最も成長した』と解説しています。

また、『8月消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で4.64%上昇し、2カ月連続で5%を下回った。農畜産物とエネルギー価格を除くコアインフレ率は6.08%だった。インフレ率は減速しているが、市場ではメキシコ銀行(中央銀行)が当面は政策金利(11.255%)の据え置きを続けるという見方が強まっている』と伝えています。

こうしたことから、メキシコペソ円の今週のレンジについては、『8.40円~8.90円』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の9月12日付「メキシコペソ円今週の予想(9月11日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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