<阪神0-2広島>◇7日◇甲子園
阪神が、終盤の好機を逃し、先発村上頌樹投手(25)で接戦を落とした。6回を終えて球数は101球に達していたが、そのまま打席に入り、7回も続投。7回5安打2失点(自責0)、8奪三振で116球の力投も、打線の援護がなく2敗目を喫した。
8回2死満塁の好機で、きわどい外角直球に見逃し三振に倒れた佐藤輝明内野手(25)について、岡田彰布監督(66)は「そらボールばっかり振ってるバッターやからな。そらそうやで、選球眼のええバッターやったら、審判も人間やから、ボールいうかも分からんで」と率直に話した。
阪神岡田監督の一問一答は以下の通り
-村上に勝ちをつけたかった
まあ、自責0やからなあ。
-粘り強く投げていた
いやいや、だからまだ行かせたんよ。あそこな。そら、勝ち投手な、(自責)ゼロで負けたらな。
-6回に代打を出さなかったのは、続投の方が試合に勝つ確率も高いと考えた
いや、確率やなしに、そんなん代えられへんよ、あんなところで。(打席が)回ってきても代えてないよ。誰も用意してないよ。
-7回、8回はチャンスだった
あれ、ストライクか。なんか、ちょっと広かったなあ。近本のも簡単に見送ったやつもなんか。
-今日は判定もあったか
判定ていうか、そらボールばっかり振ってるバッターやからな。そらそうやで、選球眼のええバッターやったら、審判も人間やから、ボールいうかも分からんで。
-そう思われてる
そうやんか、ボール振るバッターやから、そら人間やから審判も思いよるよ。こいつは絶対ボール振れへんてなればボールなるよ。機械じゃないんやから。そういう意味では味方に付けなあかんわ、審判も。
-8回なんとかしたかった
そんなん当たり前やんか、なんとかしたいのは。でも、2球ファウルでも甘い球やからな結局な、あれファウルにしとったらなあ、あかんわなやっぱりな。あれで仕留めとかなあかんわのう。
-1-3の5球目の真っすぐも
真っすぐも1、2、3で行けるようなカウントやしなあ。そういう意味では1球で仕留める、そういう場面やから。何球も粘って粘ってのあれじゃない場面やもんな。ああいうチャンスは1発で仕留めんとなあ、1スイングで。
-2点差で桐敷投入したのも勝ちに行くため
いやそら分からんから。打順的にもなあ、1番点入る打順やったしなあ。
-床田ももう負けられないと投げてきた
でもよう投げさしたなあ。頭から代わると思ったけどなあ、8回は。
-続投してきた時はしめたと思ったか
そら思うよ。
-中野の1試合2失策も珍しい
いや、(グラウンドに)シートかぶせた後は気いつけなあかんねん。