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ハイテク株のリバウンド狙い


*08:34JST ハイテク株のリバウンド狙い  3日の日本株市場は、やや利食い優勢の相場展開になりそうだが、底堅さは意識されよう。2日の米国市場はNYダウが10ドル安、ナスダックは190ポイント高だった。ADP雇用統計が予想外に減少したため景気減速が警戒されたことが重荷になった。一方で、トランプ米大統領がベトナムと関税政策を巡り合意に達したと明らかにしたことが支えになった。エヌビディアなど半導体株の一角が買われ、ナスダックは最
高値を更新。シカゴ日経225先物は大阪比75円安の39715円。円相場は1ドル=143円50銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになりそうだ。ただ、昨日の日経225先物は39430円まで売られた後は下げ幅を縮めており、ボリンジャーバンドの+1σが支持線として機能していた。ナイトセッションで下げているが、+1σ(39450円)に接近した後は買い戻されており、下値の堅さは意識されそうであり、押し目狙いのスタンスに向かわせそうである。

 また、米国市場では前日に弱い値動きだったハイテク株が買い戻されており、ナスダックは最高値を更新した。東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の支援材料になると考えられ、ハイテク株が日経平均型を支えることになりそうだ。米雇用統計の発表を控えているほか、4日の米国市場は独立記念日の祝日で、海外勢のフローは限られるため、積極的な上値追いの動きは期待しづらい。

 ただし、下値の堅さが意識されるなか、日経平均株価は6月30日の40852.54円から
1000円超下げており、+1σ水準まで調整したことで、米雇用統計の発表を前に買い戻しの動きも入りやすいと考えられる。東エレクも+3σ突破からの調整で+1σ水準まで下げており、過熱感は和らいでいる。ハイテク株への買い戻しの動きがみられるようだと、センチメントを明るくさせそうである。

<AK>
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