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こう着ながらもハイテク株主導の展開が継続


26日の日本株市場は、引き続きハイテク株が市場をリードし堅調な動きを見せると予測されている。25日の米国市場では、NYダウが下落した一方、ナスダックは上昇した。これはイスラエルとイランの停戦合意により中東情勢が緩和するとの期待が背景にある。また、エヌビディアなどの半導体株が買われたことも影響している。日経平均株価はボリンジャーバンドの上限に抑えられているが、今後も上昇トレンドが意識される。特に海外の買いが続いており、配当再投資の需要も株価を支える要因となる。防衛関連株の利食いが予想される一方で、半導体株や金融株への資金流入が続くと見られている。

*08:41JST こう着ながらもハイテク株主導の展開が継続  26日の日本株市場は、こう着ながらも引き続きハイテク株主導で底堅さが意識されそうだ。25日の米国市場はNYダウが106ドル安、ナスダックは61ポイント高だった。イスラエルとイランの停戦合意により中東情勢の緊張が和らぐとの期待から買いが先行したが、前日の大幅上昇で過熱感も意識されるなか、持ち高調整の売りに押された。一方で、エヌビディアなど半導体株の一角が買われ、ナスダック指数は3日続伸。シカゴ日経225先物は大阪比5円安の38925円。円相場は1ドル=145円20銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや利食い先行で始まることになりそうだ。
ただし、日経225先物はナイトセッションで一時39140円まで買われる場面もみられたほか、米ハイテク株の強い値動きがアドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の支援材料になるとみられ、底堅さは意識されやすいと考えられる。全体としてはこう着感が強まる可能性はあるものの、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。

 日経平均株価はボリンジャーバンドの+2σ(39070円)に上値を抑えられる形状が続いているが、バンドは上向きで推移しているため、これに沿ったトレンド形成が意識されやすい。海外勢による買いが継続しているほか、月内は配当再投資に伴う需給面も支えになることで、先高期待は強そうだ。

 また、トランプ米大統領は、イスラエルとイランの戦闘が終わったと強調した上で、来週、イラン側と協議を行う考えを示したと報じられている。原油輸送の要衝であるホルムズ海峡の封鎖も回避できるとの観測もあり、楽観は禁物ながらもリスク選好に向かわせそうだ。

 物色は米国の流れから半導体株のほか、金融株に資金が向かいやすいだろう。地政学リスクの後退から防衛関連には利食いが入りやすい一方で、NATO(北大西洋条約機構)の首脳会議が閉幕し、加盟国は国防費などの割合をあわせてGDP(国内総生産)の5%に引き上げることで一致した。防衛費増額への思惑から押し目待ち狙いの買いに向かわせよう。

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