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日米協議進展への期待から押し目買い意欲は強い


20日の日本株市場は、買いが先行する見込みで、前日の米国市場の上昇を受け、押し目買い意欲が強まっています。NYダウが137ドル上昇、ナスダックもわずかに上昇し、ムーディーズの信用格付け引き下げによる一時的な売りを回復しました。シカゴ日経225先物は大阪に比べ215円高の37605円を示し、円相場は1ドル=144円台で推移しています。週内には日米財務相会談や米国での関税協議が予定されており、これらの進展期待も買い意欲を支えています。一方、輸出関連や指数インパクトの大きい銘柄の自律反発も注目され、米国で買われている薬品株や成長株指数の上昇基調が投資家の関心を集め続けています。

*08:40JST 日米協議進展への期待から押し目買い意欲は強い  20日の日本株市場は、やや買い先行で始まることになりそうだ。19日の米国市場は、NYダウが137ドル高、ナスダックは4ポイント高だった。ムーディーズによる信用格付け引き下げが嫌気され売り先行で始まった。ただし、その後米長期金利が低下に転じたことを受けて買い戻しの動きが強まり、プラス圏を回復した。シカゴ日経225先物は大阪比215円高の37605円。円相場は1ドル=144円90銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時37240円まで売られる場面があったが、米国市場が上昇に転じたことで買い戻されており、200日線水準を上回って終えた。昨日の日経平均株価は節目の37500円を割り込んできたが、ボリンジャーバンドの+1が位置する37380円が支持線として意識されやすく、リバウンド狙いの買いが入りやすい位置にもある。

 G7財務相・中央銀行総裁会議の際に日米財務相会談が開かれ、為替協議が行われる可能性があるほか、週後半には米関税措置を巡りワシントンで3回目の閣僚協議を行う予定である。それぞれの協議進展への期待から押し目待ち狙いの買い意欲は強そうであり、積極的な上値追いの動きは期待しづらいものの、前日の下落に対する買い戻しの動きは意識されやすいだろう。足もとでは為替協議を前にヘッジファンドのリバランスの動きが意識されやすく、為替睨みの展開になりそうだ。

 物色としては為替動向を受けた輸出関連の動向が注目されるほか、前日の日経平均株価の重荷となったアドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさ株の自律反発が意識されよう。また、昨日は第一三共<4568>など薬品株の一角が買われていたが、米国においてもメルクなどが買われており、引き続き注目される可能性がありそうだ。そのほか、グロース250指数は7営業日続伸と上昇基調を続けるなか、流動性の大きい中小型株には個人主体の資金が向かいやすいだろう。

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