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商いは膨らみづらいものの、自律反発狙いの流れに


*08:32JST 商いは膨らみづらいものの、自律反発狙いの流れに  7日の日本株市場は、やや買い優勢の相場展開が見込まれる。6日の米国市場はNYダウが2ドル高だった。週次失業保険申請件数が予想を上回ったほか、国際通貨基金(IMF)が今後5年の世界経済成長見通しが1990年来の低い伸びになると警告したため景気減速懸念を受けた売りが先行した。セントルイス連銀のブラード総裁が利上げ継続支持を表明したことも重荷となった。ただし、下げは限定的であり、その後は祝日を前に買い戻しの動きとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の27630円。円相場は1ドル131円70銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買いが先行する格好となろう。日経225先物はナイトセッションで一時27510円まで売られる場面が見られたが、その後は25日線を支持線した底堅い値動きだった。週末の欧米市場は聖金曜日で休場となるなかで商いは膨らみづらいものの、直近の大幅な下げに対する売り方の買い戻しが意識されそうだ。積極的に仕掛けてくる動きは考えづらく、オーバーウィークのポジションを避けることから、早めの資金回転になろう。

 また、日経平均はマドを空けての下落で一気に25日線を割り込み、200日線に接近しており、同線のほか75日線辺りが意識されてくるものの、まずは両線を支持線とした自律反発狙いの動きに期待したいところだ。米雇用統計の発表を控えて様子見姿勢が強まることになりそうだが、雇用統計通過後のアク抜けが期待が高まる可能性はあるだろう。

 物色の流れとしては断続的なインデックス売りを警戒しつつ、底堅さが見られてくるようだと、足もとで調整が強まっているハイテク株のリバウンド狙い。また、こう着感が強まるなかで、個人主体の資金は材料株や中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きに向かわせやすいだろう。直近IPO銘柄で強いトレンドを形成している銘柄へは、資金が集中するとみられる。ただし、資金の逃げ足は速い点には注意が必要だ。
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