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円安材料視も次第に中小型株にシフトか


 15日の日本株市場は、買い先行後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。米FRBは、1年ぶりとなる政策金利の引き上げを全員一致で決定した。同時に、向こう1年に従来予想以上の速さで利上げを実施するとの見通しを示した。これを受けて米国市場は利食いの流れが強まっている。円相場は1ドル117円台に乗せ、シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円高の
19340円だった。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買いが先行し、ハイテクや自動車株などへの関心が集まりそうだ。一方で、内需ディフェンシブ系は一服となり、結果的には売り買いが交錯しやすい。米株安の影響は限られようが、FOMC通過により、海外勢はクリスマス休暇に入ってくると考えられる。商いが細る中で、方向感を掴みづらくさせる。また、一夜明けた米国市場がトランプ物色を強めてくるかを見極めたいとのムードも強まりそうだ。

 その為、円安等を材料視するものの、積極的な上値追いは限られそうであり、次第に個人主体による中小型株や材料株等での値幅取りに向かわせる可能性がある。ただし、昨日は午後からソフトバンクG<9984>が急動意をみせたが、その時点で新興市場から資金がシフトする場面も意識されていた。限られた資金で逃げ足も速いことから、値動きの荒さも意識しておく必要がありそうだ。


<AK>

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