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後場の日経平均は56円安でスタート、関西電や楽天グループなどが下落


12月中旬の日経平均株価は、前日比56.90円安の38,979.95円で後場を始めました。日経225先物はもみ合いの状態で、ドル円も安定しています。アジア市場では、上海総合指数が小幅に下落し、香港市場は休場しています。この時期はクリスマス休暇が影響し、海外投資家の積極的な動きが少ないとされています。セクターパフォーマンスでは、電気・ガス、銀行、保険業が下落する一方で、輸送用機器や鉄鋼、鉱業が上昇しています。売買代金上位の銘柄では、楽天グループやディスコ、関西電が下落し、日産やセガサミーHD、トヨタ、日本製鉄などが上昇しています。

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;38979.95;-56.90TOPIX;2711.11;-16.15


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比56.90円安の38979.95円と、前引け(38990.56円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は38980円-39030円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=157.00-10円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が朝方は上げる場面があったがその後軟調で0.4%ほど下落している。香港市場は休場。

 後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。海外投資家中心に引き続きクリスマス休暇となる市場関係者が多く、積極的な買いは限定的のようだ。一方、前場の日経平均が朝高の後に下落したが、下値の堅い展開だったことが安心感となっているもよう。

 セクターでは、電気・ガス業、銀行業、保険業が下落率上位となっている一方、輸送用機器、鉄鋼、鉱業が上昇している。

 東証プライム市場の売買代金上位では、楽天グループ<4755>、三井E&S<7003>、ディスコ<6146>、関西電<9503>、東電力HD<9501>、霞ヶ関キャピタル<3498>、DeNA<2432>、レーザーテック<6920>、第一三共<4568>、任天堂<7974>が下落。一方、野村マイクロ<6254>、日産自<7201>、セガサミーHD<6460>、キオクシアHD<285a>、SHIFT<3697>、川崎重<7012>、サンリオ<8136>、トヨタ<7203>、三菱自<7211>、日本製鉄<5401>が上昇している。

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