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日経平均は247円安でスタート、日立やファナックなどが下落


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27097.38;-247.86TOPIX;1894.93;-10.63


[寄り付き概況]

 28日の日経平均は247.86円安の27097.38円と続落して取引を開始した。前日27日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は194.17ドル高の32033.28ドル、ナスダックは178.32ポイント安の10792.68で取引を終了した。7-9月期国内総生産(GDP)速報値で3四半期ぶりプラス成長に回復したためリセッション懸念が後退し、買いが先行した。キャタピラー(CAT)など良好な主要企業決算を好感した買いや連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ減速期待も根強く、長期金利が低下したことも相場を支援し、ダウは終日堅調に推移した。一方、昨日の取引終了後に発表されたフェイスブック(FB)運営のメタプラットフォームズ(META)の低調な決算を受けた株価の下落がナスダック総合指数を押し下げた。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が続落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均の27500円近辺が心理的な節目として意識されており、短期的な上値余地は大きくないとの見方も買い手控え要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が5日続伸となったことが東京市場の株価を支えた。また、主要企業の4-9月期決算発表が佳境に差し掛かっており、好業績銘柄への関心が高まっていることも株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の完全失業率(季節調整値)は2.6%となり前月比0.1ポイント上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.5%だった。また、9月の有効求人倍率(季節調整値)は1.34倍で前月から0.02ポイント上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.33倍だった。同じく取引開始前に発表された10月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.4%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.1%上昇だった。今日はpluszero<5132>が東証グロースに上場した。

 セクター別では、精密機器、電気機器、非鉄金属、機械、金属製品などが値下がり率上位、陸運業、空運業、保険業、電気・ガス業、銀行業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、日立<6501>、ファナック<6954>、SMC<6273>、デンソー<6902>、ルネサス<6723>、ZHD<4689>、東エレク<8035>、キーエンス<6861>、ダイキン<6367>、日本電産<6594>、村田製<6981>、オリンパス<7733>、リクルートHD<6098>、神戸物産<3038>などが下落。他方、富士電機<6504>、大阪チタ<5726>、OLC<4661>、カプコン<9697>、日立物流<9086>、JR東<9020>、アサヒ<
2502>、東京海上<8766>、信越化<4063>、トヨタ<7203>、三菱UFJ<8306>などが上昇している。

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