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日経平均は69円高でスタート、任天堂や武田薬が堅調


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23538.92;+69.53TOPIX;1767.89;+6.77


[寄り付き概況]
 
 本日の日経平均は5日ぶりに反発してスタートした。9日の米国株式市場ではNYダウが56ドル安と反落する一方、ナスダック総合指数は4日ぶりに小幅反発するなど高安まちまちとなった。為替市場では国際通貨基金(IMF)による世界成長見通しの引き下げが嫌気されたほか、トランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)の利上げに不満を再表明したこともあり、円相場は1ドル=113円近辺と引き続き強含みで推移。ただ、日経平均は直近4日の下落幅がおよそ800円に達しており、本日は米ハイテク株の反発などを手掛かりとした買いが先行した。寄り付き後の日経平均は上げ幅を3ケタに広げる場面も見られた。

 売買代金上位では、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、三菱UFJ<8306>、武田薬<4502>などがしっかり。東海カーボ<5301>は4%を超える上昇となっている。一方、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、小野薬<4528>などがさえない。日本郵政<
6178>やアステラス薬<4503>は小安い。セクター別では鉱業、水産・農林業、石油・石炭製品などが上昇率上位。NY原油先物相場の反発を受けて関連銘柄が買われている。反面、パルプ・紙と化学の2業種が下落している。


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