日経平均は連日でバブル崩壊後の高値を更新してスタート、ファナックや東エレクが堅調

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;23643.00;+136.67TOPIX;1873.82;+10.00


[寄り付き概況]

　日経平均は続伸で始まり、連日でバブル崩壊後の高値を更新して始まった。4日の米国市場では、投資家のリスク選好姿勢が強まる中、12月ADP雇用統計が予想を上振れたほか、原油相場やその他資源価格の上昇も好感され、終日堅調推移となった。NYダウは初の25000ドルに乗せており、この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比225円高の23635円となっている。急ピッチの上昇に対する過熱警戒感が強まる可能性がありそうだが、世界的なリスク選好姿勢の中、買わざるリスクへの警戒感の方が強そうである。

　セクターでは銀行、非鉄金属、鉄鋼、不動産、輸送用機器、石油石炭、水産農林、証券が堅調。一方で、サービス、ゴム製品、小売が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、アサヒ<2502>が上昇。

＜SK＞