日経平均は続落でスタート、英国総選挙等控え模様眺め、トヨタ自や富士通がさえない

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;20122.26;-48.56TOPIX;1606.60;-3.37

[寄り付き概況]

　6日の日経平均は続落でスタート。5日の米国市場は、英国で発生したテロ事件や、中東主要国がカタールとの国交断絶を発表したことによる地政学リスクへの警戒感から終日さえない展開となった。5日のシカゴ日経225先物清算値は大阪比5円高の20155円となり、円相場は1ドル110円40銭台で推移している。これらを受けて、本日の東京市場では、売り先行となった。8日にFBI前長官の議会証言、英国総選挙、欧州中央銀行(ECB)理事会を控えていることもあり、模様眺めムードが強い展開となっている。

　セクターでは、医薬品、ガラス土石、機械、非鉄金属、その他金融、パルプ紙、不動産業、繊維製品が軟調。売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、三菱電機<6503>、富士通<6702>、アステラス製薬<4503>、武田薬品<4502>がさえない。一方で、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、東芝<6502>、リクルートHD<6098>、キリンHD<2503>、平田機工<6258>、OLC<4661>は堅調。



＜HT＞