11日のNY市場は下落

[NYDow・NasDaq・CME（表）]

NYDOW;24189.45;-218.55
Nasdaq;7069.03;-25.27
CME225;21645;-25(大証比)

[NY市場データ]

11日のNY市場は下落。ダウ平均は218.55ドル安の24189.45、ナスダックは25.27ポイント安の7069.03で取引を終了した。トランプ大統領がシリアへの軍事攻撃を示唆したほか、同国を支援するロシアとの関係悪化に言及し、地政学リスクが嫌気され、上値の重い展開が続いた。FOMC議事録では、大半の当局者が経済見通しとインフレ目標達成に自信を強めており、段階的な利上げが適切との認識で一致している一方で、貿易戦争が経済への下振れリスクになると判断された。セクター別では、エネルギーや消費者・サービスが上昇する一方で電気通信サービスや銀行が下落した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円安の21645円。ADRの日本株は三井住友<8316>、キリン<2503>、住友商<8053>、ＨＯＹＡ<7741>、日鉄住金<5401>が小じっかり。半面、トヨタ<7203>、ＮＴＴドコモ<9437>、ファナック<6954>、ホンダ<7267>、任天堂<
7974>、ファーストリテ<9983>が冴えないなど、対東証比較（1ドル106.82円換算）で高安まちまち。


＜TM＞