週足デッドクロス、一目均衡表は三役逆転で弱気鮮明に

[本日の想定レンジ]

先週末14日は米NYダウが496.87ドル安の24100.51、ナスダック総合指数が159.67pt安の6910.66、シカゴ日経225先物が大阪比75円安の21225円。先週末は5日線が下降に転じたほか、13週線が26週線を下回るデッドクロスが完成し、日経平均の中長期の下落トレンド入りを示唆した。14日のローソク足は下ひげが極端に短い陰線を引いており、本日は売り優勢でのスタートが予想される。5日、25日、75日、200日など主要な移動平均線が軒並み下落し、相場全体では売り手優位が鮮明なため、心理的な節目の21000円付近までの下落を想定しておきたい。一目均衡表では、株価は雲下にあるほか、遅行線は株価を下回って弱気シグナル発生を継続。先週末に転換線が基準線を下回って三役逆転を示現しており、戻るべきタイミングで買いが入らない弱気相場が予想される。ボリンジャーバンドでは先週末終値が-1σを下回った。本日は下降中の-2σに向けた下落が予想され、終値で-2σを割り込むと、18日以降はレンジの下方拡張の流れが一段と強まるリスクがある。

[予想レンジ]

上限21350円−下限21000円



＜DM＞