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日経平均は反発、ハイテク株の切り返しがセンチメントを明るくさせる


 日経平均は反発。108.44円高の20238.85円(出来高概算9億8000万株)で前場の取引を終えている。28日の米国市場は引き続き長期金利の上昇を受けて金融セクターを中心に買いが先行するなか、ハイテク株にも買い戻しの流れが広がっている。シカゴ先物は大阪比70円高の20210円となり、日経平均は前日の下落部分を吸収する格好となった。

 その後、戻り待ちの売り圧力から20200円を下回る場面もみられたが、値がさハイテク株の一角やソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>がけん引する格好から、底堅い値動きをみせている。セクターでは鉄鋼、証券、銀行、海運が堅調。一方で、水産農林、食料品、鉱業が小安い。

 米国の流れを受けた格好ではあるが、金融株のリバウンドのほか、前日に利食いが強まったハイテク株の切り返しがセンチメントを明るくさせている。これにより、利食いの流れが強まっていた中小型株についても、リバウンドを強めており、良好な需給状況が窺える。

 日経平均はこう着ながらも、金融やハイテク株の底堅さが続くようであれば、中小型株についても、引き続き強い値動きをみせよう。ただし、前日の大幅な調整の後だけに、いったん値動きが鈍るようだと、一気に利益確定の流れが強まりやすくなる可能性はあるとみられ、フットワークが要求されよう。
(村瀬智一)


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