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【東京V】山見大登2点に絡み「今回やり返すチャンスだった」開幕戦後半44分から逆転負けがバネ


横浜対東京V 前半、先制ゴールを決め、ガッツポーズする東京V山見(撮影・江口和貴)

<明治安田J1:横浜1-2東京V>◇29日◇第21節◇日産ス

東京ヴェルディFW山見大登(24)が、横浜F・マリノスの出ばなをくじくスーパーミドル弾を決めるなど、2点に絡む大活躍を見せた。

まず前半12分、右CKから山田楓喜がゴール前に送ったボールを相手がクリア。そのボールが短くなったところをエリア外で拾ったのが山見。豪快に右足を振り抜き、ゴール左隅へドライブのかかったボールは勢い良く飛び込んだ。

さらに同22分、右サイドを抜け出したFW山田剛綺のグラウンダーのクロスに合わせ、ニアサイドへ走り込んだ。スライディングで防ぎにかかった横浜DF上島拓巳の足に当たり、ゴールイン。山見の鋭い動き出しが導き出した追加点だった。

山見は試合後、「立ち上がりの部分では攻守において相手の嫌なところ突けた」。勝ち点3につながる大役を果たし、喜びを噛みしめるように話した。

得点シーンについては「相手のクリアが小さくなった時に、周りを見たら相手の選手が少なくて、トラップする余裕があって、トラップが決まったので振り抜くだけでした。コースを切ってきたのが分かったのでニアに思い切っていきました」。

前節の磐田戦で0-3という完敗を喫し、前線の3選手を総取っ替え。そして横浜と言えば、2月25日の国立開幕戦で1点をリードしながら、後半44分にPKで追いつかれ、後半アディショナルタイムに勝ち越し点を奪われ、逆転負けしていた相手。山見はその試合では後半16分から出場したが思うようなプレーができなかった思いが強い。悔しさを持って山見はこの試合に臨んでいた。

「今回やり返すチャンスだった。開幕戦でも不甲斐ないプレーだったので。僕の持ち味は走りなので最初から飛ばして行こうと。前節も足りなかったので、ここで走ろうと思った。リベンジを果たせた」

2点に絡む活躍で、勝利への道筋を付けた。後半10分でベンチに下がり、ベンチから仲間を鼓舞し、勝利の瞬間を見届けた。そして磐田戦の完敗を払拭する勝ち点3に「大きな自信になる勝利でした」。その言葉には力がこもった。

東京Vにとってはカップ戦も含め、公式戦での横浜戦勝利は08年5月3日(2-0)以来、16年57日(5901日)ぶり。山見は今季初勝利となった4月3日の湘南戦でも決勝点を挙げており、チームに16年5カ月16日ぶりのJ1勝利をもたらしている。

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