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日経平均は小幅続伸、20150円を挟んでの狭いレンジ取引


 日経平均は小幅に続伸。24.75円高の20157.42円(出来高概算6億8000万株)で前場の取引を終えた。23日の米国市場は原油価格が続伸したことが好感されたが、引けにかけて長期金利が低下したことでダウ平均は下落へと転じる展開。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円高の20095円だった。この流れもあり、小動きで始まった日経平均は、その後20196.38円まで上げ幅を拡大させる場面もみられたが大きくトレンドは出難く、20150円を挟んでの狭いレンジ取引が続いている。

 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは鉱業、その他製品、非鉄金属、鉄鋼、石油石炭、化学がしっかり。一方で、保険、証券、空運、ゴム製品、銀行、その他金融が小安く推移しており、リバランスが中心。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファナック<6954>、ヤマハ<7951>、コナミHD<9766>がけん引。一方でKDDI<9433>が重石に。

 日経平均は寄付き直後に上げ幅を拡大させたものの、その後はじりじりと上げ幅を縮めており、手掛けづらさが窺える。国内では株主総会シーズンとなるなか、機関投資家は動きづらい状況である。また、7月2日には都議会議員選挙の投開票となるため、世論調査などメディア報道に振らされやすく、積極的には動けないだろう。

 物色対象についてはゲーム株への循環物色が依然として活発である。ただ、高値圏でのもみ合いの動きもみられており、過熱警戒感が高まっている銘柄等から出遅れ、低位、割安といった銘柄への資金シフトも意識されやすいと考えられる。
(村瀬智一)


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