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日経平均は続伸、戻りの鈍さが次第に意識されてくる可能性


 日経平均は続伸。42.98円高の18398.24円(出来高概算8億2000万株)で前場の取引を終えた。連休明けの米国市場は、NYダウが180ドルを超す上昇。先週末にかけて地政学的リスクが高まっていた反動から、金融やハイテクセクターを中心に買い戻しが入っている。また、本格化する決算への期待感なども高まった。この流れからシカゴ日経225先物清算値は
大阪比165円高の18475円、円相場は1ドル109円台を回復するなか、買い先行で始まった。

 ただ、寄付き直後に18547.46円まで上げ幅を拡大する場面もみられたが、その後はじりじりと上げ幅を縮めている。セクターでは銀行、その他金融、証券、海運、ガラス土石、金属製品、パルプ紙、鉄鋼、繊維、ゴム製品が上昇。半面、水産農林、食料品、石油石炭、小売、医薬品が小安い。

 日経平均は5日線を突破して始まったが、その後は同線を挟んでのこう着をみせている。
日経平均、TOPIXいずれもプラス圏での推移であり、午後は日銀のETF買い入れへの期待も薄いなか、戻りの鈍さが次第に意識されてくる可能性がある。また、円相場が1ドル109円を下回って推移していることも、手掛けづらくさせそうである。

 調整トレンドの中での自律反発の域は脱せず、物色対象も絞りづらい状況であろう。そのため、物色の流れは中小型株にシフトしやすいと考えられるが、オーバーナイトのポジションは取りづらく、中小型株についても、引けにかけては鈍りそうである。
(村瀬 智一)


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